今日の藤浪は悪かった。
だからもうメッセンジャーを中心に回すのを止めろって言ってるじゃない。短い間隔で投げられるメッセを先にし、藤浪の間隔が伸びた。今日はその影響が在ったんだろう。メッセを数多く投げさせてもチームに勝ちが付かないと意味がないし、今年のメッセは去年のメッセとは違う。
藤浪をカードの頭に投げさせるべきだとここで何度も書いた。彼をローテの中心に据えるべきだと。今日の藤浪は援護に守られたが、それでも悪いなりにチームに勝ちをもたらした。相手チームはとっくに藤浪をエースと見ているのに、タイガースベンチはそう思っていない。現状を正確に見極めてもらいたいと切に思うよ。
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前回の投球内容を続けられるなら岩崎はローテ投手としてやれる。球の勢い・キレともに増していた。明日の先発も期待したい。1回だけではなく、重要なのはそれを続けること。初勝利を期待する。
それに続くはずだった岩貞。8/6にチャンスをもらった。この登板、一部のスポ紙では秋山の名前が挙がっていた。同じ二軍の試合に秋山と岩貞は投げた。それを中西コーチが視察。どちらもどちらの内容だった。岩貞が上回ったのでなく、消去法で岩貞に決まったと見るのが妥当だろう。
秋山が今季初登板した試合を見て、私はここで「目を引く球は1球も無かった」と書いた。随分厳しい表現の様だが、事実だから仕方がない。この試合、秋山は5回を投げて50数球で無失点だった。6イニング目も行って打ち込まれる。結果だけ見れば合格点の様だが、内容は私が書いた状態。事実、その後彼にはまだチャンスは与えられていない。
岩貞もチームに援護してもらいながら4回途中で降板。内容からすればもっと早く降ろすべきだった。一本調子で、球は真ん中当たりに集まる相変わらずの状況。目の前にチャンスが転がっているのに本当に勿体なかった。
さらに昨日の中谷。もう本当にガッカリとしかいい様がない。野手で今季一番ファームでコンスタントに実績を残しているはずだった。それがあの内容である。
BS-TBSで解説をされていた田淵幸一氏も言っていたが、バットのヘッドが投手の方を向いている。何につけても緩いファームの球ならともかく、速く・鋭い一軍の投手の球が打てるはずがない。あれだけ遠回りしているんだから。守備固めで使う気がないなら、早くファームに行かせて矯正するべきだ。一軍に来るとファームでやっている事が出来なくなると言う人もいるそうだが、だったらなお更悪い。あの打ち方で成功したのはフリオ・フランコしか知らない。
どうしてなんだろうと思う。本当に才能のある一握りの一握りしかプロに入って来ていないはずだ。育てられないコーチが悪いのか。
江越に期待するしかない状況。今年もベテランと外国人頼みのチームだ。このままなら近い将来、深い谷底が見えて来そうだ。本当に怖い。
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