今日は夏の選手権の決勝。
第90回の記念大会だ。決勝は大阪桐蔭と常葉菊川。ともに名門で、決勝を戦うに相応しいチームだ。戦前の予想では大阪桐蔭を有利だとする意見が多かった。試合が始まったら、予想外の大差の試合になってしまった。でも常葉は下を向く必要はない。常葉のエースの戸狩くんは故障をして、球速が満足に出ない状態。それでもタイミングを外す工夫をして、抑えようとしていた。自分本来のストレートが投げられない悔しさ。本来なら130キロを越えるストレートを投げるからね。それを封音して大阪桐蔭に立ち向かった。よく頑張ったと思う。だが、そのタイミングを外す球を大振りせず引きつけて打った大坂桐蔭。これが見事だった。各バッターの技術が高いよね。エースの福島くんも良く投げていた。これまでの戦いの中では、コントロールが悪くて打ち込まれた試合もあった。でも今日は良いコースに決まっていた。彼はわが郷土の徳島出身。よくレベルの高い桐蔭でエースの座を掴んだね。ところで、昨年は中田翔くんで話題をさらった大阪桐蔭。でも優勝は叶わなかった。野球とはこう言うもの。チームスポーツだからね。特に高校野球とは、こうあるべきだと思う。大阪桐蔭は、レベルの高い選手が集まったから優勝出来た。決して1人の選手の突出した選手の力で優勝した訳ではない。
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